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玄関ドアのリフォームにかかる費用とは?価格を抑えるコツをご紹介
2021.11.17「台風で破損した玄関ドアだけをリフォームしたい」「網戸を設置したい」など、玄関ドアのみのリフォームを検討している方も多くいらっしゃるでしょう。
玄関ドアのリフォームは、1日で終了するケースも多く、リフォームの中でも気軽にできる工事の一つです。そこで今回は、玄関ドアのリフォームにかかる費用や価格を抑えるコツについてご紹介します。
玄関ドアのリフォームでは、どんな内容の工事を行うかによって費用は大きく変動します。
工事の内容 | 費用の相場 |
網戸の設置 | 3万~10万円程度 |
片開きのドアの設置 | 20万~50万円程度 |
親子ドアの設置 | 30万~60万円程度 |
両開きドアの設置 | 40万~70万円程度 |
玄関ドアには、断熱性が高いかどうかや、カギを付けたまま換気ができる採風機能がついているかなど、さまざまな性能のものがあります。どんな性能を有しているのかによって費用が変わるため、上の表のように、相場の振れ幅が大きくなっているのです。
業者に頼まず、自分でドアノブを変えたり、ドアの上から新しく色を塗り替えたりする場合は、数千円程度のリフォーム費用で済みます。しかし、プロの作業と比べるとどうしても粗が見えてしまうでしょう。
また、断熱シートや隙間テープを使って断熱性を高めるリフォームであれば、ホームセンターで材料を買ってきて自分で行うこともできます。ただし、この場合も、やはり性能の優れた最新のドアへのリフォームと比べると、高い断熱効果は期待できないでしょう。
玄関ドアのリフォームを行う際には「カバー工法」を選ぶと、より費用を抑えることができます。カバー工法とは、元々設置してあったドア枠の上から新しいドアを設置して、元のドアを覆い隠してしまう工法のことです。
玄関ドアのカバー工法には、3種類のリフォーム方法があります。それぞれの工事の内容と費用の相場は、以下の通りです。
工事の内容 | 費用の相場 |
以前と同じタイプの玄関ドアに変更 | 30万円程度 |
引き戸から玄関ドアへの工事 | 35万円程度 |
玄関ドアから引き戸への工事 | 35万円程度 |
まったく新しい玄関ドアを一から設置するよりも、元のドアを活かしてリフォームするカバー工法の方が価格を抑えられるのです。
玄関ドアは、開閉のために広いスペースを必要としますが、断熱性の高いドアを選ぶと、寒い時期でも快適に過ごすことができます。一方、引き戸はベビーカーや車いすを利用する際にたいへん便利ですが、防犯面がドアと比べて劣ってしまう側面もあるでしょう。
また、カバー工法で玄関ドアのリフォームを行うと、ほとんどの場合1日で工事が終了します。リフォームのために拘束される時間が短くて済むのも、カバー工法のメリットの一つです。
今回は、玄関ドアのリフォームにかかる費用や価格を抑えるコツについてご紹介しました。玄関ドアは、工事の内容によって、リフォームにかかる費用は大きく変わります。また、カバー工法を利用することで、リフォーム費用を抑え、工事の日数を短くすることも可能です。
玄関ドアのリフォームを検討している方は、今回の記事を参考に、なるべく費用を抑えながら理想の玄関を作り上げましょう。