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リフォームとリノベーションの違いとは?
2022.12.02混同しがちな「リフォーム」と「リノベーション」という言葉。
明確な定義づけはされていませんが、実際には意味や用途によって使い分けられています。リフォームやリノベーションの違いについて、またそれぞれのメリットやデメリットについてご紹介します。
テレビや雑誌などでよく見かける「リフォーム」と「リノベーション」という言葉。違いを分からないままに何となくで使い分けている人もいるかもしれません。リフォームやリノベーションを検討している場合には知っておきたい、それぞれの特徴をご紹介します。
リフォームは英単語の「reform(=改良・改善)」が語源となっています。建築においては、古くなった家を新築のときのような状態に戻すことをリフォームといいます。賃貸物件の場合、入居者が出ていったあとで次の入居者が入る前に行う原状回復作業のことを指すこともあります。
家を建ててから年数が経つと、さまざまな箇所に不具合が出てくることでしょう。壊れてしまったり汚れてしまったりと状態は家によって異なりますが、マイナスになってしまった状態を元に戻すのがリフォームの役割です。
例えば、キッチンやお風呂を新しいシステムキッチンやシステムバスに交換、壁紙の張り替え、玄関ドアの取り換えなどがリフォームにあたります。小規模な工事からある程度規模の大きな工事まで、幅広く「リフォーム」と呼びます。
リノベーションは英単語の「renovation(=刷新・修復・改造)」が語源となっています。リフォームがマイナスから元に戻す作業であるのに対し、リノベーションはプラスの価値を生み出す作業になります。新築の状態よりも良くしたり価値を高めたりというのがリノベーションの特徴です。建物を解体することはありませんが、間取りや内装などを一から作り替えることができます。
リフォームと比べるとおしゃれなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、一から作り替えるため自由に設計できるのが魅力です。家族構成やライフスタイルが変わった場合にも、これから住む人に合わせてアレンジできます。
一戸建てはもちろん、マンションでもリノベーションを行うことができます。賃貸物件を探していると「フルリノベーション済み」といった表示を見たことがある人もいるかもしれませんが、外観が新しいというわけではなくても中に入るときれいにリノベーションされていることがあります。
家の状態やリフォームの希望をお聞きした上でお客様の家にスタッフが伺います。リフォーム箇所や周辺の環境を確認する「現地調査」を行います。現地調査では写真撮影やサイズ計測を行い、プランや工事内容を決めるための大切な工程となります。
家族構成やライフスタイル、希望、予算などを伺った上でプランを作成します。プランや工事の内容が決まると正式なお見積りとなります。プランやお見積りは無料で行っている所がほとんどです。
プランやお見積りを確認し納得できれば契約です。アドバイザーや職人が力を合わせて、作業を行っていきます。
工事が終わると最終確認、設備の説明を行った上で引き渡しとなります。
リフォームとリノベーションの違いについて気になっている人もいるかもしれません。リフォームは劣化した箇所を新築のような状態に戻すこと、リノベーションはプラスで新しい価値を生み出すことを意味します。それぞれメリットとデメリットがあるので、リフォームやリノベーションを検討している場合は参考にしてみてください。