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防音リフォームの種類とは?マンションの防音リフォームの注意点も紹介!
2022.02.18屋外の騒音が気になる方や、集合住宅で周りの音が気になる方も多いのではないでしょうか。そのような方にオススメなのが防音リフォームです。今回の記事では、目的別の防音対策や防音リフォームなどにかかる工事費用の相場を紹介していきます。
防音対策のリフォームでは、必要な箇所に必要な防音リフォームをすることが大切です。つまり、工事をする箇所は、防ぎたい音に変わってきます。そのため、自分が何の音を防ぎたいのかを明確にした状態でリフォームをするようにしましょう。今回の記事で紹介する防音リフォームの種類は以下の通りです。
・窓・壁のリフォーム
・床・天井のリフォーム
・防音室へのリフォーム
一つ一つ紹介していきます。
電車や、車といった外からの騒音を防ぐためには、窓や壁のリフォームが最適です。音は、空気やものを振動させて伝わります。薄い窓であれば、簡単にこの振動を通してしまうでしょう。その場合、防音効果のある窓ガラスに交換することで対策が可能です。また、壁の騒音対策では、壁にある隙間を埋めることが重要になってきます。音はエアコンの配管穴から入ってきたり、ダクトから響くこともあります。防音には、この配管穴や換気口対策も有効になってくるので覚えておきましょう。窓や壁の防音リフォームの費用の相場は、12〜15万円になっています。
マンションやアパートといった集合住宅では、周りの音に囲まれています。そのため生活音が問題になってきます。そのような生活音の防音対策では床や天井のリフォームが最適です。特に小さなお子さまがいる家庭では、大声や走り回る足音が響いて、近隣トラブルにつながるケースが見られます。階下への物音は、壁の防音リフォームに加えて、床材も防音素材にすると良いでしょう。
逆に上の階の生活音でお悩みの方は、天井の防音リフォームをおすすめします。床・天井の防音リフォームの費用の相場は4.5万円〜12万円になっています。
自宅でピアノなどの楽器を演奏する際は、防音室へのリフォームをおすすめします。何の対策もしなければ外に音が漏れてしまいます。ホームシアターの設置を検討している住宅でも、映画館のように大音量で作品を楽しみたいならば防音室工事がおすすめです。
一部分の防音対策ではなく、部屋まるごと防音リフォームを施して防音室を作れば、ホームシアターや楽器の演奏を思う存分楽しめます。組み立て式の防音室もあるので、予算に応じて検討してみてはいかがでしょうか。
マンションの防音のリフォームは、管理規約が定められており、可能な部分は専有部分のみです。外観を変えることはできないので注意しましょう。たとえば、防音対策で窓リフォームをする際、共有部分とみなされる窓の工事は行うことができません。そのため、まずは専有部分のリフォーム範囲である、内窓を設置して二重窓にするなどの方法を検討しましょう。
防音リフォームの種類は以下の3つがありました。
・窓・壁のリフォーム
・床・天井のリフォーム
・防音室へのリフォーム
防音リフォームでは何を防ぎたいかによって料金や内容が大きく変わってくるので、事前に何の音を防ぎたいのかを把握しておくようにしましょう。その後、今回紹介したリフォームを検討してみてはいかがでしょうか。