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リフォームでコンセントを増やすには?施工方法や費用を解説!
2021.08.06「もっとコンセントが欲しかった」「ここに電源があったら便利なのに…」など、新築や中古住宅のリフォーム完了後、引っ越し後などにコンセントでお悩みの方は、思いのほか多いようです。
電源タップや延長コードだけでは対応しきれない場合は、リフォームでコンセントの数を増やしたり、新しい場所に設置したりしてみてはいかがでしょうか。
今回は、コンセントを増やす工事方法や費用を解説します。
コンセントのリフォームは、現在使っている場所で口数を増やす方法や、まったく別の場所に設置する方法などがあります。ここでは、主な工事方法を2つ紹介します。
2口を4口へと増やす方法です。今使っている配線をそのまま利用し、コンセント自体を交換するだけの工事のため、費用も安く工事も30分程度で完了します。
コンセントがなかった場所へ新たに設置する方法です。配線を途中で分岐させる工事が必要ですが、基本的にはどんな場所にも配線を持ってくることが可能です。
また、分電盤から直接専用の配線を引きコンセントを設置する方法もあります。エアコンやIHクッキングヒーターなどの電気消費が大きい家電につなげるための電源の場合は、こちらの方法が向いています。
費用は工事内容によって変わります。口数を増やすだけであれば5,000円程度ですが、新設する場合は10,000円~20,000円程度かかります。
また、配線を「埋め込み」にするか「露出」にするかによって壁の工事費用がかかる場合もあります。位置によっても費用が変わるため、事前に見積もりをとって確認しましょう。
口数を増やしたり、新設したりするリフォームには、いくつか気を付けたいポイントがあります。
コンセントを新設する際には、位置だけでなく必要な口数も考えます。常につなげておきたい家電がある場合はその数を、たまに使いたい家電はないかなどもリストアップしましょう。
もしコンセントを新設する場合は、内装のリフォームと合わせて行うのがおすすめです。
コンセントを新たに増やす工事にはクロスの補修が必要な場合が多いためです。部分的な補修も可能ですが、統一感を出すためにクロスを張替える人も多いです。
ホームセンターではコンセントが売られており、自分で口数を交換をすることも可能です。
しかし、電気配線を繋ぐ作業は基本的には電気工事士の資格が必要となります。資格のない人が工事すると、思わぬ事故を引き起こす場合もあるため行わないようにしましょう。
コンセントのリフォーム方法や費用、気を付けたいポイントを紹介しました。
家電の使い方によって工事の方法が変わりますし、位置だけでなく必要な口数も想定することが大切です。そして、コンセントをどう活用するかは、それぞれの家庭によって変わってくると思います。
まずは家電の使用状況を見直し、使いやすい配置や口数をイメージしてみてくださいね。