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間取りを大胆リフォーム!壁を撤去する費用・注意点とは?
2021.08.01「使っていない部屋の壁を取り払って居間を広くしたい」「子ども部屋を広くしてあげたい」など、ライフスタイルに合わせて間取りを変えたいと考えることもあるでしょう。
今回は、壁を撤去し間取りを変更するリフォームの費用や施工期間、知っておきたい注意点を紹介します。
壁を撤去するリフォームは、単に壁を取り払うだけでなく、壁があった部分の壁の補修が必要です。
また、リフォーム内容によっては電気工事が必要な場合もありますし、部屋に統一感を持たせるために床材やクロスの全張替えが必要なこともあるでしょう。
具体的な費用相場は以下の通りです。
壁の撤去と補修のみ:15~30万円
壁の撤去と補修・引き戸の設置:20~30万円
壁の撤去と補修・床材・クロスの全張替え:50~70万円(16畳の場合)
壁を取り払うものの、たまに別々の部屋として利用したいという場合は、引き戸を設置するという方法もあります。最近では、安価で見た目もスマートなロールスクリーンも人気です。
壁の撤去と補修のみであれば2~3日で完了します。これに床材やクロスの張替え・引き戸の設置なども行うと1週間弱かかってきます。
壁の撤去リフォームには、構造上撤去できない壁というものもあります。
壁には建物を支える役割を果たす「構造壁」というものがあります。その名の通り建物の構造を支える大切な壁で、耐震性をアップさせる役割を果たしていることもあり、この壁は撤去することができません。
また、壁式構造と呼ばれる工法で建てられたマンションも、壁がコンクリートで作られている場合があり、こちらも撤去できません。電気系統が壁に埋め込まれている場合も、工事が制限されることがあります。
ただ、電気系統に関しては、追加費用がかかるものの電気工事をすれば何とかなるため、そこまで気にする必要はないと言って良いでしょう。
部屋と部屋の間にある間仕切りの役割を果たす壁を「内装壁」と言います。内装壁は建物の耐久性には影響しないため撤去可能です。
壁を撤去するリフォームの費用や施工期間、注意点などを紹介しました。
リフォーム内容によって費用が変わることや、撤去できない壁があります。
壁の撤去には、撤去後の補修工事や内装工事が必要になる場合も多いため、想定していたよりも費用が高くなってしまうこともあるでしょう。
複数のリフォーム会社から相見積もりをとり、費用の内訳をしっかり把握した上で工事を依頼するようにしてくださいね。