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築20年の家、リフォームはどこから?やっておくべき場所5選
2025.12.25
こんにちは😊大輝建築工房です!
「気づいたら築20年以上たってた…」「そろそろリフォームが必要?でも具体的に何をすればいいのか分からない」
そんなモヤモヤを抱えたまま、つい日々の忙しさに流されてしまっていませんか?
外壁・屋根・水回り・シロアリ・給湯器や配管…。
問題なく見えても、ちょうど築20年前後から一気に問題が表面化しやすくなります。
「まだ平気かな?」と後回しにした結果、修繕費が数倍にふくらんでしまうケースも多発しています。
そこで今回は、築20年以上の家が本当にやるべきリフォームを5つに厳選して、分かりやすく解説します✨
築20年の家が優先して見直すべきポイントを5つに絞って解説します。

家の劣化は、外壁から静かに始まっていきます。
変化はとてもゆっくりで、最初は小さなサインしか出ません。
けれどその外壁こそ、家を雨・風・紫外線から守る最前線。
ここが弱り始めると、家全体のコンディションが一気に不安定になってしまいます。
そして築20年を迎える頃、多くの家でその変化が本格的に現れ始めます。
外壁は毎日、雨・直射日光・気温差などから家を守ってくれています。
時間が経つほどに防水機能が少しずつ削られ、内部に水を入れないためのバリアが弱まっていきます。
最初は色のくすみやツヤの消失といった「ちょっと古くなったかな?」という程度。
けれど、築20年も経つと、触れると白い粉がつくようになります。
これは外壁が雨水をはじき返せなくなってきているサインです。
劣化を放置すると、まず外壁の奥へ雨水が入り込みます。
その水分は柱や土台といった構造部分へ少しずつ広がり、木材が湿気を含むことで腐食が進行します。
さらに、断熱材にはカビが発生しやすくなり、最終的には室内への雨漏りとして表面化することもあります。
「見た目はまだ大丈夫そうだから」と後回しにすればするほど、工事範囲は広がり、リフォーム費用も大きく跳ね上がってしまいます。
ご自宅の外壁を、まずは目視でチェックしてみましょう。
・壁に触ると白い粉がつく(チョーキング)
・ヘアラインのような細いひび割れがある
・サイディングの継ぎ目のコーキングがやせてスキマができている
こうした症状が見られたら、塗り替えサインです。

家の外回りの中でも、特に見落とされやすいのが屋根です。
実は屋根は、外壁よりも直に雨や風を受け続けるため、劣化のスピードが最も早い部分。
築20年を迎える家の屋根は、素材ごとに特有の傷みが表面化しやすくなります。
気づかないまま雨水の侵入が始まり、雨漏りにつながることもあります。
屋根の怖いところは、日常生活の中で状態を確認する機会がほとんどないという点です。
新築の時はピタッと揃っていた瓦も、築20年も経つとズレが生じたり、スレート瓦なら細かな欠けや割れが出ることもあります。
ですが、浮き上がったり外れかけていたりしても、地上からはまず気づきません。
日本は台風・豪雨・強風が多い地域です。
これらの影響を受け続ける屋根は、外壁以上に負荷がかかり、築20年を過ぎる頃には見えない劣化が蓄積しています。
屋根の不具合を放置した場合、最も多いトラブルが雨漏りです。
雨漏りの原因の約8割が屋根まわりと言われています。
雨水が屋根の隙間から入り込むと、まず野地板と呼ばれる下地が腐り始め、その湿気は柱や梁・土台へと伝わっていきます。
内部の木材が弱ると耐震性は落ち、断熱材にはカビが生えやすくなり、室内の空気環境にも悪影響が及びます。
さらに湿気はシロアリを呼び込みやすく、被害が進むと家の寿命そのものを縮めてしまいます。
屋根の状態は、住まいの安全に直結する重要なポイントです。
でも、自分で屋根に登って確認するのは非常に危険。
慣れていないと転落のリスクも高いため、点検は必ずプロに依頼しましょう。
一般的に、屋根の点検は10年ごとが目安とされています。
築20年を迎えたご自宅であれば、できるだけ早めに状態をチェックするのがおすすめです。
雨漏りなどの大きなトラブルになる前に、現状を把握しておくことで、リフォームも最小限に抑えられます。

水回りは、家の中でも毎日必ず使う消耗の激しい場所です。
設備の劣化はゆっくり進み、気づいたときには不具合が重なっていることもあります。
とくに築20年は、キッチン・浴室・トイレといった主要設備が耐用年数の節目を迎えるタイミング。
表面上はまだ使えるように見えても、内部の配管・金属部品・パッキンなどは寿命が近づき、突然の故障や水漏れにつながるリスクが高まる時期です。
「見た目は大丈夫」に油断せず、安心して使い続けるためのメンテナンス・交換を検討するべきタイミングと言えます。
水回り設備にはそれぞれ寿命があり、築20年はちょうど不具合が出始める節目です。代表的な耐用年数は次のとおりです。
・給湯器:10〜15年
・水栓・パッキン:10〜20年
・浴室設備:15〜20年
いずれも、築20年前後になると複数の設備が同時にトラブルを起こしやすい時期に入ります。
設備そのものが古くなっている場合、修理では対応しきれず、交換になる可能性が高くなります。
多くの方は「壊れてから交換すればいい」と考えがちですが、水回りは止まった瞬間に生活が成り立たなくなる場所です。特に給湯器は突然止まりやすく、真冬にお湯が出なくなるケースは本当に多いんです。
だからこそ、交換は壊れる前がベスト。
突然のトラブルを防げるだけでなく、省エネ性能の高い設備に替わることで光熱費が下がり、カビや結露も減ってお手入れがラクになります。
見た目はそのままでも、設備が新しくなるだけで毎日の快適さはぐっと上がります。
次のような症状が出てきたら、交換のサインです。
・お湯の温度が安定しない
・蛇口や本体まわりに水漏れの跡がある
・浴室の床や壁にヒビがある、タイルが浮いている
不具合の原因が設備の寿命なのか、施工不良や劣化なのかによって対処法が変わるため、気になる症状があれば早めに相談しておきましょう。

家のトラブルの中でも、もっとも気づきにくく、深刻化しやすいのがシロアリ被害です。
シロアリの怖さは、表面上は何も起きていないように見えても、内部では静かに木材が弱り始めていること。
築20年を超えると、シロアリ被害のリスクも高まります。
シロアリの被害は、目で確認できる頃にはすでに進行していることがほとんどです。
床下の木材がスカスカになっていても日常生活では気づきにくく、壁の中で食害が進んでいても外側にはまったく表れません。
そのため、生活の中で違和感を覚えた時点で、すでに被害がかなり進んでいる場合もあります。
・歩いたときに床がわずかに沈む
・室内で小さな羽アリを見かける
これらは、「気づいたら被害が広がっていた」という典型例です。
少しでも思い当たる症状があれば、早めにプロへ相談して状態を確認してもらうことをおすすめします。
シロアリ被害を放置すると、家の土台・柱・梁といった構造の要となる部分が徐々に弱くなっていきます。
その結果、家全体の耐久性が下がり、地震時の安全性にも不安が生まれます。
被害が進行するほど修繕が必要な範囲は広がり、リフォーム費用も大きく膨らむ可能性があります。
気づかないうちに家の寿命が静かに削られていくことが、シロアリ被害の本当の恐ろしさです。
シロアリ対策はプロに任せるのが基本ですが、日常の中でできる予防策もあります。
まずは、次のポイントを意識してみてください。
・家の外に木材やダンボールを置かない
・基礎や換気口を物でふさがない
・室内をよく換気し、湿気をためない
ただし、これらはあくまで補助的な対策にすぎません。
築20年を超えた住まいは、シロアリのリスクが高まる時期でもあります。
だからこそ、定期的なプロの点検と予防処理が必須です。

水回りの中でも、給湯器と配管は止まった瞬間に生活が成り立たなくなる重要な設備です。
普段は問題なく使えていても、内部の劣化は少しずつ進行し、築20年を超える頃にトラブルが一気に表面化しやすくなります。
給湯器や配管の劣化は、最初は小さな違和感として現れます。
・お湯がぬるい、温度が安定しない
・使用中にゴーッという低音や、カタカタといった異音が続く
・配管まわりに結露が多い、水がにじんで見える
これらは「まだ使えるし大丈夫」と見過ごされがちですが、給湯器や配管でトラブルが始まっている前兆です。
放置すると悪化し、後から大きなリフォームにつながりやすくなります。
築20年以上の家では、配管内部のサビや腐食による破損、給湯器本体の寿命による故障、さらには冬場の凍結による配管破裂といったトラブルが起きやすくなります。
どれも突然発生することが多く、ひとたび水漏れが起きると床下に広がり、壁材や断熱材へ湿気が入り込むことで腐食やカビへとつながっていきます。
たとえ小さな水漏れでも、放置すれば床の張り替えや壁の補修が必要になるなど、想像以上に大きなリフォームへ発展する可能性も。
生活に直結する設備だからこそ、日常の中で少しでも違和感を覚えた段階で早めに点検しておくことが重要です。
「まだ動いているから」と先延ばしにすると、次のようなデメリットが出やすくなります。
・真冬の緊急交換で工事費が割高になる
・廃盤機種で後継機の選択肢が限られる
・関連工事が追加され、結果的に費用がふくらむ
一方で、余裕を持って交換計画を立てておけば、機種の比較・予算の調整がしやすく、総額を抑えやすいのがメリットです。
「全部大事そうだけど、結局どこから手をつければいいの?」
そんなときは、次の3つを基準に優先順位をつけてみましょう。
緊急性: 雨漏りや漏水など、放置すれば家そのものにダメージが出る部分は最優先。
劣化のスピード: 外壁・屋根・配管など、進行が早く、放置するとリフォーム規模に発展しやすい部分。
生活への影響の大きさ: 給湯器や水回りなど、壊れた瞬間に生活が止まってしまう部分。
この3つを基準にするだけで、ムダな出費を抑えつつ、「どこから手をつけるべきか」が明確になります。
ただし、家全体の状態を自分だけで正確に判断するのは難しいもの。
だからこそ、現状をプロに診断してもらい、必要なメンテナンスやリフォームの優先順位を整理してもらうことが、一番コスパの良い選択と言えます。
ここからは、実際にプロへ相談するときのポイントをお伝えします💡
プロによる点検には、次のようなメリットがあります。
・自分では確認できない場所(屋根・床下・小屋裏など)の劣化を正確に把握できる
・「今すぐ対応すべき部分」と「数年は様子見で問題ない部分」を整理してもらえる
・写真付きで説明してもらえるため、状態が見える化されて納得感がある
・本当に必要な工事だけに絞れるので、ムダなリフォームを防げる
特に築20年前後は劣化が重なりやすい時期。
現状の正確な診断は、後悔しないリフォーム計画の第一歩です。
次のどれかに当てはまる方は、一度プロに相談するタイミングです。
・築20年以上経っている
・外壁・屋根・水回りに少しでも不具合や違和感がある
・過去に一度も外壁や屋根の点検をしたことがない
「大きなトラブルが出てから」では遅く、費用も工事規模も大きくなりがちです。
気になる段階でプロへ相談することが、住まいを長持ちさせるいちばんの近道です。
大輝建築工房は、堺市西区を中心に
建築・塗装・防水工事・リフォームまで一貫対応できる地域密着の工務店です。
お住まいの状態やご家族の暮らし方に合わせて、
「今、本当にやるべきメンテナンス」を整理し、無理のない計画をご提案いたします。
「うちもそろそろ築20年だけど、何から手をつければいい?」
「このひび割れ、放っておいて大丈夫?」
こんな小さなご不安からでも大歓迎です😊
まずはお気軽にお問い合わせください。
あなたの大切な家を、これからの20年も安心して暮らせる住まいにするために、全力でサポートいたします。
築20年は、家の劣化が一気に表面化しやすい節目です。
外壁・屋根・水回り・シロアリ・給湯器や配管は、いずれも放置すると リフォーム規模の工事が必要になるリスク があります。
しかし、必要なメンテナンスを整理し、優先順位をつけて対応すれば、ムダな出費を抑えながら住まいを長く守ることができます。
このタイミングを家を見直すチャンスとして、ぜひお気軽にご相談ください😊
家の状態は、早めに知るほど選択肢が広がります。
まずは気軽に相談しながら、あなたの住まいに最適なリフォーム計画を一緒に作っていきましょう。