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リフォームでキッチンは移動できる?費用やメリット・デメリットをご紹介
2021.10.18
リフォームでキッチンを移動させる費用は、もともと使っていたキッチンをそのまま同じ階の別の場所に移動させる場合、20万円~70万円が相場です。一階にあったキッチンを二階に移動させるといった、フロア移動には大体90~250万円かかります。
また、壁向きのキッチンから対面キッチンへの変更など、レイアウトを変更する場合の相場は、100万円~200万円です。
キッチンを移動させるとなると、水・電気・ガスのすべての配管や配線を変更する必要があります。そのため、工事が複雑になり費用が高額になってしまいがちです。
ただし、配管や排気ダクトなど家の構造によっては、そもそもキッチンの移動が不可能なケースもあるため、まずはリフォーム会社に移動ができるのかを確認しましょう。もしできないならば、移動以外の方法でより使いやすく見栄えよくするための工夫をする必要があります。
リフォームでキッチンを移動させるメリットは以下の通りです。
・家事動線がよくなる
・光が差し込む場所への移動で、料理中に気分がリフレッシュされる
・家族の様子を見ながら料理できるようになる
キッチンを移動させる大きなメリットは、家事動線の改善です。キッチン内ですれ違うこともできないほど通路が狭かったり、玄関からキッチンが遠く、買い物袋を持って行くまでが大変だったりなど、日々暮らしの中で「もっとこうだったらいいのに」と思っていたことがキッチンを移動させることで改善されます。
また、窓からの光が届かない場所から移動させることで、料理中の暑さの改善や気持ちのリフレッシュにもつながり、毎日の料理を気分よく行うことができるでしょう。
リフォームでキッチンを移動させるデメリットは以下の通りです。
・キッチンのスペースが広くなることで、他のスペースが狭くなる
・料理の音やにおいが気になる
・もともと使っていたキッチンをそのまま移動させるだけでも高額になってしまう
キッチンを移動させることでスペースを広げてしまうと、当然リビングなど他のスペースを削ってしまうことになります。家の構造や広さによっては、キッチンを移動させたとしても広さがそこまで変わらないケースもあるでしょう。
また、対面キッチンに変えた場合は、料理の音やにおいがリビングに伝わりやすくなるデメリットもあります。
キッチンを新しく買い替える訳ではなくても、移動だけで費用がかさんでしまうため、慎重に決めることをおすすめします。
今回は、リフォームでキッチンを移動させる際の費用やメリット・デメリットについてご紹介しました。家事動線が改善されるといった大きなメリットがある反面、他のスペースに影響が出てしまうなどのデメリットもあります。リフォームでキッチンの場所を替えたいと考えている方は、移動によって発生する問題点や費用を考慮しつつ、納得のいくキッチン作りを行いましょう。